削減方法について
- 電気料金を節減する為にはどのような方法が考えられますか?
- ① 基本契約を見直し、節減が可能な電力契約に変更する方法。
② Basic Controller View を導入する方法。
- 基本契約を見直すとは?またそれによりどのくらい金額が下がるのですか?
- 機器類の使用状況や設備などに合わせ、もっとも適した電力契約へ変更する方法です。
各電力会社により異なりますが、「低圧電力」、「従量電灯」、「低圧高負荷契約」などがあります。
削減金額は各電力会社の料金、削減量によって異なります。
- 電気代を削減できるものなら削減したいが、だからといって操業時間を短縮したり生産量を
落とすことはできない。
消費電力はそのままで、どうやって電気代を下げることができるのか?
- 電気料金削減のポイントは、
基本料金・・・基本契約容量の見直しです。
まず下げるのは、電気料金に含まれる「基本料金」です。
毎月電力会社から請求される電気代は、
この基本料金(契約容量×契約単価×力率割引・割増に、
消費税率を合算したもの(>>詳細はこちら)と
実際に使用した電気使用量料金(燃料調整額・消費税を含む)の合計金額となります。
この基本料金は基本契約容量に基づいており、この容量を実際に消費されるかどうかに関わらず
電力
会社は供給を随時保証しなければなりません。
発電した電力を保存することが出来ない為、ここでロスが生じています。
では、それぞれの基本料金・・・基本契約容量はどのように決められるのでしょうか?
工場等では、その施設内の全ての電動機・照明・エアコンを同時に稼動させた場合の、最大合計必要
電力を基本契約容量として電力会社が決めます。しかし、実際に全ての設備を同時に稼動させるケース
は通常ほとんどありません。
そこでマルチネットワークブレーカーの電子制御により、従来よりも低い基本契約容量でも効率よく電流
をコントロールすることで大幅な電気代削減が可能となります。
基本契約容量を見直し、必要なシステムを導入した上で、電力会社へ申請・検査を受けた上で、初めて
基本料金が下げられます。
※基本契約料は、各電力会社によって異なります。各電力会社のホームページでご確認ください。
Basic Controller View機能について
- 節電機と Basic Controller Viewの違いは?
- 節電機は電圧を下げることで使用料金を下げようとするものです。
Basic Controller Viewは基本契約容量を下げることで「基本料金」が下がる為、全く異なる機器です。
- マルチネットワークブレーカーとは?
- 配線を保護するための安全規格を満たし、かつ電力会社の契約基準にも適合するように開発された
「多機能」、「省電力用」のブレーカーです。
- 自動力率コントロールとは?
- 無効な電流値をリアルタイムに計算し、マルチコンデンサー制御で補正することでムダな電流を抑制し
必要最小限の電流に抑えるため「基本契約容量」が削減できます。
- 負荷(作業)調整とは?
- 「負荷(作業)調整」とは生産工程や操業パターンを再検討し、設備を同時に稼動させないように工夫する
ことで、使用電流容量の削減を図ることです。
- 自動コントロールとは「何を」 「どう」 制御するのですか?
- 電流を使いすぎて警報が発生した時に自動的に指定された機器を停止させたり、エアコン等の機器を
自動でサイクリックに稼動・停止させることにより電力の削減を図る機能です。
- ブレーカーデマンド [特許] とは?
- 実際に使用した毎月ごとの最大電流値を24ヶ月分記録する機能です。
これにより容量の見直しが簡単に行えます。
- デマンドとはどのような意味ですか?
- 需要・要求という意味があります。
- ブレーカーの操作は難しくないですか?
- ボタンの操作の組み合わせで、どなたにも簡単にできます。
- 容量の変更は?
- ブレーカーデマンドでのデータを基に、契約容量を変更することが可能です。
(基本的には下がるのがほとんどです。ブレーカーデマンド値にプラス5~10Aを上乗せした容量が
適当な
必要容量と考られます。その場合もサイドプレートの交換で変更できるので費用も
最小限で行えます)
Basic Controller View導入について
- 導入までの流れは?
- 導入チャートをご覧下さい>>詳細はこちら
サポートについて
- 万が一の時の対応はどうなっているのですか??
- コールセンターにて技術者が待機しております。
また、コールセンターでの状況を確認後、修理が発生する場合は販売店にメンテナンスの依頼をいた
します。
受付時間 月~土:9:00~18:00
(春季・夏季・年末年始の休日、及び弊社休業日を除く。)